フィリピンのセブ島に3ヶ月英語留学してきた結果まとめ
全然このブログを更新してなかったのですが、理由は言うまでもなく、セブ島に留学していたからです。
僕の留学の計画について
というわけで、セブ島留学とはどんな感じなのか?英語の伸びはどうだったのか?といったことをまとめたいと思います。
僕の留学前の英語力は、
TOEIC620点
英会話はさっぱり出来ない
海外旅行で困らないぐらい
こんな感じでした。
ちなみに、4月4日くらいから6月27日まで語学学校にいて、その後1週間何故かホテルに泊まり(理由は後述します)、7月4日に無事帰国しました。
生活スタイル
まず初めに、生活スタイルについて書きたいと思います。
僕の学校はCIAという韓国系の学校で日本人と韓国人で合計8割(ちょっと韓国人の方が多いです)で、残りは台湾人とベトナム人その他といった感じでした。
一日のスケジュールは、
8時半から12時10分
授業
12時10分から1時10分
お昼
1時10分から6時半
授業
それ以降
夜ごはん&自由時間
こんな感じでした。
自由時間の時間は皆それぞれで、勉強する人もいれば休憩する人など様々です。
僕の場合、最初の2ヶ月ほどは真面目に勉強していましたが、残りはちょっと疲れてしまってあまり勉強が捗らなくなりました。
部屋はCIAの場合ドミトリーがあり、僕は3人部屋でした。
韓国人台湾人日本人とまさに英語しか使えない環境でした。
といっても僕の場合あまり会話はせずただ同居しているだけだった気がします。
けどご飯を一緒に食べに行ったりと何だかんだ仲は良かったと思います。
授業について
授業はマンツーマンが4コマ、グループクラスが4コマ、自習が2コマです。
僕の場合最初2ヶ月IELTSコースというコースに在籍していたので、グループはその対策授業オンリーでした。その後ESLに移籍したのですが、ESLコースのグループ授業ははバラエティに富んでおり、CIAの場合はCNNというニュースの番組のlistening授業や、プレゼンテーション授業、普通のノーマルなスピーキング授業などがあります。
で、肝心な質ですが、CIAの場合は質はかなり良かったです。
教師のフィリピン人の方は皆勿論英語がペラペラで、真摯に丁寧に英語を教えて頂けました。特にCIAの場合IELTSコースの先生は皆英語力のレベルが高く、勉強になることが多かったです。ESLの場合、ハズレもあるみたいです。僕も1人だけこの人ダメかな・・・っていう人がいました。
僕がそもそもフィリピンを留学先として選んだ理由がまさにマンツーマンクラスが充実しているという事だったのですが、選んで正解でした。何故ならグループ授業は英語を話す量が少ないからです。特に僕の場合あまり積極的なタイプではなかったので、マンツーマンのような強制的にでも喋らなければならない環境は非常に良かったです。
では自習コマは何をしているの?という感じだと思いますが、普通に自習をしていました。CIAの場合ESLコースだと毎日英作文を250wordを書かなければならなかったのでそれを書いたり、宿題をやったりときちんと自習していました(最初2ヶ月は)。
食事について
食事に関してですが、期待はしないほうが良いです。(笑)
食にうるさいタイプでは無かったのですが、CIAの食事は当たり外れが激しく、本当に訳の分からない料理が出たりするので、その時ばかりは本当にクレームを付けたくなるような気分になりました。
フィリピンの語学学校は基本的にご飯は朝昼晩と付いていると思うのですが、語学学校によっては美味しいところもあると思います。
勿論学校外を出れば沢山レストランもあると思うので、そこに行くのもありです。僕はたまにモールに出かけてご飯を食べてたりもしました。レストランもまちまちですが、美味しくて安い所が沢山あるので、ググって調べてみてください。
英語の伸びは?
結果から言うと、伸びました。
特にライティングとリスニングの伸びはかなりの物だったんじゃないかなと思います。
スピーキングに関してはまだまだ全然駄目だなーという感じです。
といっても、最初の全然ダメダメ状態からは脱する事が出来たかなという感じです。
TOEIC等を留学から帰って来てから受けていないので、点で伸びを証明することが出来ないのですが、帰って来てから英語の動画を見たりオンライン英会話の授業を受ける時にあ、英語伸びたんだなーと気づきました。
まあ集中して英語だけ勉強してればそりゃ伸びるだろ・・・という感じですが、実際に英語力がアップするとアリアナ・グランデやテイラー・スウィフトのインタビューをYoutubeで見たりするのが楽しくなります。
反省&感想
反省点は沢山あります。
・あまり積極的に韓国人、台湾人等の友達を作れなかった。
作れなかったといったら嘘になりますが、友達作りにあまり積極的ではありませんでした。というのも最初2ヶ月IELTSコースにいたというのは前述の通りなのですが、そのコースのグループクラスはずっと固定メンバーで行われており、新規メンバーがあまり入ってきませんでした。そのためずーーっと同じメンバーで授業を受けていたので、人脈の幅があまり広がらなかったです。ESLコースだと1週間単位でメンバーが変わるのでESLコースにいる人達は友達も沢山いて凄く楽しそうな感じで羨ましかったです。まあ固定は固定で仲は良くなるので良かったですが、沢山の外人の友達を作ることが出来なかったというのは反省点かなーと思います。
・途中で勉強のスタミナが切れた
最初2ヶ月はかなり勉強していたのですが、途中割りときつい風邪をひいてから勉強のモチベーションが無くなり、授業をサボりがちになってしまいました。といってもCIAの場合授業をあまりにもサボると週末外出禁止になったりするので過度には休めませんでしたが、そこでスタミナが切れたことで英語の勉強ができなかったというのは反省点です。病気の事について書いてなかったですが、新しい環境、そしてフィリピンという途上国に来たということもあり、風邪をひいたりと体調が悪くなってしまう人がウヨウヨいます。中には入院したりする人もザラにいるので、本当に体調管理はきっちりやった方が良いと思います。僕の場合は風邪でしたが、本当につらく、本当に死んでしまうのでは無いかというぐらいでした。ルームメイトの韓国人から物凄く青くてバカみたいにでかいカプセル型の怪しげな薬を飲んだおかげで何とかなりましたが、体調が悪すぎて勉強できないというのはやはり時間の無駄だったなと今思います。
日本人が多すぎた
これは僕が選んだCIAに関してなのですが、日本人が非常に多く、どうしても日本語を話してしまう環境だったというのはあまり英語勉強には良くなかったかなーという反省です。
実際留学する日本人の方は面白い方も多く、その方々と話すのは本当に楽しかったのですが、時々何で日本語話してるんだろう・・・と思う時もありました。
フィリピン全体の語学学校に言えることですが、留学生の国籍の大部分が日本人か韓国人で、日本人が少ない学校を選びたい!といっても韓国人だらけの学校しか無く、結局韓国人は韓国人同士で韓国語を喋ってしまいあまり友達が出来ないといった状況になってしまうので、そのような環境でなく英語だけを話す環境に行きたい!というのならアメリカやカナダに行くしか無さそうだなと思いました。
ですが、フィリピンにはマンツーマンクラスがあるので英語を話す時間はきっちり取られており、授業以外の時間に日本人と日本語を話すのは息抜きにもなっていたということもあり、あまり問題なかったかなという感じもします。
これからフィリピンのセブに留学する人へアドバイス
最後に、これからフィリピンのセブ島に留学するという方々に、経験者としてアドバイスが出来ればと思います。
学校選びは真剣に。出来れば韓国資本が良い
まず、学校選びが留学の成功失敗を左右します。何故なら、1回語学学校に入ると中々変更するのが難しいからです。今やセブには語学学校も沢山あり、どれを選べばいいか分からない!という方も多いと思います。そんな方は、School with(フィリピンの語学学校の口コミサイト)を見るなり、信頼できるエージェントを探すなり色々選ぶ方法はあると思います。前述したCIAは結構良かったのでオススメです。一つ言えるのは、韓国資本の学校が良いということです。何故なら、日本資本の語学学校には大量に日本人が入ってくるので中々韓国人や台湾人の人達と会話することが難しいからです。実際日本資本かつかなり大きい規模を誇るQQイングリッシュという学校があるのですが、そこはかなり日本人が多いみたいです。折角留学に来たのに日本人とQ兵衛(QQイングリッシュの下にある居酒屋)に行っただけだった!という事にも成り兼ねません。
日本から参考書は持ってきたほうが良い
語学学校では基本的にテキストを購入し、それを使いますが、正直質はそんなに良くなかったかなーという感じがします。やはり日本から問題集なり参考書なりを買ってそれを自習時間にはそれらをやるのが良いと思います。僕の場合、単語帳のDUOや音読パッケージ等を持って行きましたが、それらを勉強してすぐに授業で学んだことを活かすという好循環が出来ていました。特にDUOで学んだ単語や英文の表現は使いやすかったです。
現地の友達を作る
これは難易度が高いですが、現地の友達とかを作れると英語の伸びが違うと思います。僕の場合そんなに親密にはなれませんでしたが、CIAの近くにあるカフェの店員さんと仲がよくなり、英語で会話をしていたりしました。僕の知り合いの人は、フィリピン人の彼女を作り、毎週デートをしていた人なんかもいました。語学学校のフィリピン人講師は、日本人訛りの英語に慣れており、ゆっくり分かりやすい発音で話してくれるので、フィリピン人の先生とは会話できるのに他の人とは会話できない!といった現象に陥りやすくなります。でも、現地の友達が出来ればそんな現象に陥らず、本当に世界中で通じる英語力を身につけることが出来るんじゃないかなと思います。
最後に、フィリピンのセブ留学ってどうなの?行ってよかったの?といった話をしたいと思います。
結論としては、行ってよかったと思います。
フィリピン講師の方が言っていたのですが、セブ留学はビギナーに本当に向いています。
マンツーマンで丁寧に教えてくれますし、フィリピン人の講師の方自体が第2外国語として英語を学んでいるので、英語を話すことが如何に難しいかという事も理解してくれているので教え方も非常に上手だったなと思います。
ただ、たまに半年フィリピンのセブに滞在するといった人がいましたが、それは長すぎるかなーと思います。3ヶ月で充分だと思います。
一定のレベルまでに達したら、あとはネイティブの国(アメリカやカナダ)に行って英語を学ぶほうが英語も伸びると思います。実際3ヶ月フィリピンで残りはカナダやオーストラリアに行きますという方は非常に多かったです。
僕の場合9月から来年の2月までハンガリーの大学に留学するというかなり特殊なケースなのですが、授業も全部英語で、いきなり9月からオールイングリッシュの授業を受けるとなるとやはりきついかなーという感じがしますが、フィリピン留学を経たおかげで自分の英語力にも多少自信がついたかなと思います。
でも、大学留学前にアメリカかイギリスに行きたいなーという感じです。笑
というわけで、フィリピンのセブ島に3ヶ月留学してきた結果まとめを終わりたいと思います。
これからフィリピンのセブに留学するという方は、参考にしていただけると幸いです。