休学留学をするのに一番重要なのは「計画」だと思う
前回は、まとまりのない文章を書いてしまいました。
思考がまだ整っていない状態なのかもしれません。
まあ結局面白そうなことに飛びついてるというだけなのかもしれませんが、一応こういった事を考えてますといったものを書いてみました。
今回は、休学留学するにあたって最も重要だと思う「計画」について書きたいと思います。
僕は、かなり慎重派の人間なので、ノリとか勢いだけでは動きません。
勿論一歩進むにはノリなどが必要ですが、その一歩を踏むにもそれを実行した結果今後どうなるのか、取れるリスクの限界は超えていないか、等の計算は一応しています。
こんな性格なので、留学の計画もきちんと考えています。勿論変更の可能性は大いにありますが。
わざわざ休学するのですから、失敗したら元も子もありません。ここでいう失敗とは、自分の目標が達成できなかったという事です。
悔いの残らないような休学ライフを送るためには、計画は必要不可欠です。
まず、僕が休学留学の計画を決める際にやったことを書いていきます。
- 休学して留学した人達のブログ、Twitterなどを見たりして徹底的に情報収集
- 留学エージェントに話を聞きに行く(1つだけじゃなく沢山)
一つづつ書いていきます。
1.休学留学について徹底的に情報収集
休学した人はどんな生活を送って、休学した結果何が起きて、何が変わったのかという事を徹底的に見ていきます。
なぜこれをするのかというと、先例を見て自分の休学留学の生活に活かしていくためです。先人の知恵を吸収し、それを活かしながら計画を決めていくのが後悔しない生活を送るのに、一番最適な方法だと思います。
それと同時に、自分が何をやりたいのかということも明確にして、それは幹となる自分の目標を達成するために必要なプロセスなのかということも吟味するといった事も必要だと思います。
情報収集の方法ですが、ネットでググるのが一番早いです。
休学 留学
休学 大学生
休学 インターン
こんな感じでどんどんググっていき、ヒットしたサイト、ブログを徹底的に見ていきました。
大抵のブログなどは、留学生活や、留学中に思ったこと等が書いてあり、非常に参考となる情報を得ることが出来ます。
また、留学前にこれやっておけばよかったーというのも分かります。
こんなサイトも存在します。
休学した人達が集まってブログを書いているサイトです。
休学して留学した人だけでなく、ボランティアをしていた人や、国内でインターンしていた人なども居て、色んな人がいるんだなあと思いました。
途上国でインターンしているようなすごい人も居て、刺激になります。
かなり参考になりました。
そんな感じで、徹底的に情報収集しました。
転職エージェントでインターンしていた時は、人材のリサーチの際にネットでググりまくっているので、こういうのがめちゃくちゃ得意になってしまいました。
2.留学エージェントに話を聞きに行く
情報収集して、どんな風に休学留学をしたいのかを決めたら、留学エージェントに話を聞きに行きます。
僕は5社か6社くらい話を聞きました。
一応参考程度に、僕が話を聞きに行った留学エージェントについて書いていきたいと思います。
留学エージェントの人には、「語学力アップは勿論の事、ビジネスについても学んで(出来れば大学で)最後にどこかでインターンをして帰りたい」と伝えていました。
1.スタディ&リゾート株式会社
若干胡散臭いかもしれませんが、スタディー&リゾートというフィリピンのセブ留学のエージェントです。
ブログの内容を見て、この人に頼んだら間違いなさそうだなと感じ、話を聞きました。
個人でやっている小さなエージェントで、セブ在住歴が長い方が運営されてます。
スカイプで事前相談をした際に、
- フィリピン留学は初心者に優しい。全然喋れませんという人からある程度喋れますという方まで細かいレベル分けがされている。
- マンツーマンなので欧米留学よりも話す量が多い上に金額が安いため、コスパが高い。
なんて話をかなりの雑談交じりにしていました。
凄く良さそうな感じで、プロっぽいなという気がしました。
個人のエージェントなんて怪しい、とかサポートとか大丈夫なの??と思われる方もいると思いますが、個人的には個人がやっているエージェントのほうが信用できるかなあという感じがします。でかい組織だと、利益とかを重視しそうな感じがするのでという単純な理由からですが。
2.一般財団法人 海外留学推進協会
2つ目に話を聞きに行ったエージェントです。
僕が当初考えていた留学プランは、
フィリピン留学→アメリカ大学留学
だったので、それを話した所、すんなり良いんじゃないですか?のような事を言われました。
本当にすぐに相談が終わったので、後は手続きの話だけされて帰りました。
後々上記の計画について、別のエージェントで、「そのプランだとフィリピンから1回日本に帰ってビザの手続きをしなければいけなく、それが1〜2ヶ月ぐらいかかる」と聞いて、このプランは破綻しました。
ビザについて何も話してくれなかったので、そこ話してくれよと後から思いました。
あまり印象はありませんが、手続きの手数料は無料なので、まあ可もなく不可もなくというエージェントです。
親身に相談はのってくれないかもしれません。
3.海外教育研究所
上記のビザの話をされたエージェントです。
汐留のかなりオシャレな感じの場所にあります。
相談を担当して頂いた方は、若めの美人な人でした。
勧められたプランは、
アメリカの日本人が全く居ないような場所のESL留学(語学学校)→英語力がアップしたらESLが提携している大学の授業聴講→どこかでインターン
というものです。
結構良さそうな感じがしましたが、語学学校のカリキュラムを見てフィリピンの方がコスパ良さそうだなー(マンツーマンなので)と思いました。
また、ビザの関係で今決めても渡航は5月(相談当時は2月)と言っていて、そんな掛かるのか・・・と思いました。
僕が相談するのが遅かったというのもあるのですが、その時点で別のプランにしようと決めました。
かかる費用としては、250万くらいです。
3.ディーサイド留学情報センター
相談を担当していただいたのは、ニュージーランドに留学していたという女性の方で、かなり親身に相談にのっていただけました。
大学卒業後に留学してニュージーランドに留学したそうなのですが、留学先でかなり遊んでしまって失敗したと言っていました。
そんな失敗経験を元に、今エージェントに勤務しているそうです。
年齢が高そうだったので、経験豊富そうだし留学プランについて真剣に考えていただけたので、かなりの好印象です。
勧められたプランは、
ニューヨークの語学学校→英語力がアップしたらニューヨーク大学の授業を受ける→インターン
というプランです。
ニューヨーク大学は社会人向けに多種多様な講座を提供していて、お金を払えば誰でも授業を受けることが出来ます。現地のビジネスマンなんかも来るらしいので、かなり勉強になりそうです。
ニューヨーク留学というのも格好良いし、充実したプランだなと思ったのですが、値段が高すぎました。
大体350万くらいです。(もっと行くかも)
冷静に考えて、大学の学費3年分以上は流石に高過ぎると思いました。
また、基本アメリカ、カナダやその他の国の語学学校は、マンツーマンではなく集団授業です。上に挙げさせていただいた休学ブログに書いてあったのですが、語学学校に通うだけでは語学力はそんなに伸びません。語学学校だけでは話す量が少なすぎるので、イベントに参加するなど、積極的に話す機会を増やす必要があります。その時点で、面倒くさいなあと正直思ってしまいました。
勿論フィリピン留学はマンツーマンだから積極的に話す機会を増やさなくていいというわけではないのですが、まあマンツーマンのほうが喋る量は多いよねと思いますし、かなりカリキュラムも厳し目なので、どんどんフレーズを覚えていってアウトプットする事が出来るのかなと思いました。
4.ウエストコーストインターナショナル
ここはスカイプで相談しました。
担当してくれたのは、カナダに4年いたという男の人です。
このエージェントはカナダ留学に特化しており、アメリカだけじゃなくてカナダも見てみようという事で相談してみました。
カナダは寒そうなので避けていたのですが、バンクーバーはそんな事は無いらしく、へえそうなんだ~という感じで話を聞いていました。
現地にもオフィスがあるようなので、サポートとかもバッチリそうです。
提案されたプランは、
公立カレッジの英語コース留学→TOEIC専門学校→大学のビジネスコース→インターン
という流れです。
超ギッシリで、息ができなくなりそうなプランです。
一番最初の公立カレッジの英語コースというのが相当厳しいらしく、ググってみると途中で辞めていく人も大勢いるそうです。
公立のカレッジにそのまま進む人のためのコースなので、所謂アカデミック英語力というのを身につけるための授業を受けます。本を読んだり、プレゼンをしたりするということです。また、英語力向上のために、ホームステイも勧められました。これも、ガチであることを表す要素の1つかなと思います。(ホームステイは合わない家族とかもいるかもしれないので寮がオススメですと他のエージェントで言われていたので)
これにしようと思っていたのですが、値段を聞いてびっくりしました。
大体320万円くらいです。
ココらへんに来ると、もうこれが普通の値段なのかなと錯覚してしまいます。
私費留学は大変です。
また、アカデミックな英語力ってどうなのかなあと個人的に思いました。
勿論英語は英語なので役に立つとは思いますが、別に大学4年通って論文書くわけじゃないしあんま実践的じゃないよねという感じがします。
ホームステイを通して日常会話は学べるのですが、海外行って興味ない本読みまくりというのは嫌だなあと思ってしまいました。
5.IBPプログラム
2月の終わりくらいに相談に行ったのがここです。
担当してくれたのは、若い女の人で、かなり美人で僕の好きなタイプの人でした。
ここはIBPプログラムという結構昔からあるらしいプログラムを提供している会社で、
アメリカ、イギリス、オーストラリア大学留学→インターンで1年間です。
このプログラムが如何に素晴らしいか、ということを美人な人に語られ、このプログラムに相当自信があるんだなあと思いました。最初苗字にさん付けで呼ばれていたのですが、終盤何故か下の名前で呼び捨てで呼ばれるようになり、ちょっと馴れ馴れしいなあと思ったのですが、美人だからいいやみたいなことを考えながら話を聞いていました。
このプログラムは参加条件があり、ベルビューカレッジという大学の場合はTOEIC600点、ワシントン大学はTOEIC700点、オーストラリアの大学(名前忘れた)はIELTS5.5、ウエストミンスター大学はIELTS4.5という基準があります。
その時僕はTOEICすら受けたことが無いので、どうしようも無かったのですが、ここの会社が独自に行なっているテストを受ければ基準に達しているかどうか分かると聞き、そのテストを受けてみたところ、ベルビューカレッジもワシントン大学もオーストラリアの大学も参加基準を満たしていました。
内容としてもしっかりしてるし、大学に行ってビジネスについて学び、インターンをするという目標にも完全に一致していました。
これは行きたかったのですが、3月からの申し込みは過ぎているようで、9月からと言われてしまい、断念しました。9月から1年だと、就活は終わっているので受けることが出来る企業も狭まり、リスクが高いなと考えました。
もっと早く相談しておけば・・・とこの時ばかりは思いました。
6.JAPANY
ここは、超変わってます。
個人がやっているエージェントなのですが、提供しているプランが面白いです。
ヨーロッパの大学留学のエージェントなのですが、ヨーロッパはヨーロッパでもポーランドとハンガリー留学を推しているのです。
英語なの?と思われるかもしれませんが、授業自体は英語です。
また、留学生とも英語で会話です。ヨーロッパの若者は英語が割りと話せるらしいので、若い人なら英語は問題ないのかなと思います。これは行ってみないと分からないですが。
メールのみの対応ですが、そのメールの返信が遅く、これは契約者へのメールの返信を優先しているからだそうです。
その前にお客になりそうな人を逃してしまうのでは?と思ってしまったりもしますが、徹底した契約者重視で良いと思いました。
ポーランドやハンガリーは学費と物価が安いらしく、年間80〜100万円(学費生活費含めて)だそうです。
ヨーロッパは高いイメージがありますが、これはかなり安いなあと思いました。
デメリットは英語圏でないということです。
しかし、人と違う体験が出来そうですし、刺激的な生活を遅れるのかなあと思いました。
めちゃくちゃ長くなりましたが、こんなかんじです。
こんな風にエージェントを周り、話を聞いてきました。
留学したことがある且つ、留学生を沢山送り出したという人達と話が出来たのは大きかったと思います。
肝心の僕の留学計画ですが、
フィリピン3ヶ月→アメリカホームステイ1-2ヶ月くらい?→ヨーロッパ大学留学→インターン
みたいな感じになりました。
英語を勉強しつつビジネスも学ぶという目標はこれで達成できるかな?と思います。
アメリカのホームステイについては、超格安で(ほぼ無料)出来る面白いサイトを見つけたので別記事で紹介したいなと思います。と言ってもこれはまだ問い合わせすらしていないので、フィリピン滞在中に勧めていくという感じです。
また、ヨーロッパ大学留学も、英語の点数が取れていないと行けないので、頑張るしかありません。取り敢えず、3月に受けたTOEICの結果が4月に分かるのでそれを見てからという話にはなっています。
以上ですが、参考になれば幸いです。
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