僕がフィリピンのセブに留学後、ハンガリーの大学に英語留学する4つの理由
最近めっきり暑くなってきました。
今回は、フィリピンのセブに留学後、なぜハンガリーの大学に英語留学することになったのかその理由について書きたいと思います。
セブ留学については、以前まとめを書きました。
この留学は結果的に成功だったわけですが、その後ハンガリーに留学すると言うと
「ハンガリーって英語圏なの?」とか「そもそもハンガリーってどこにあるの?」など聞かれたのでまずハンガリーの説明からしていきます。
wikipediaから引用すると、
中央ヨーロッパの共和制国家である。西にオーストリア、スロベニア、北にスロバキア、東にウクライナ、ルーマニア、南にセルビア、南西にクロアチアに囲まれた内陸国であり、首都はブダペスト。
と、こんな感じです。ちなみに英語圏ではなく 公用語はハンガリー語です。
ハンガリー語とはどんな感じなのかという事をちらっとググってみたものの、ちんぷんかんぷんでした。
EUにはもちろん入っているのですが、ヨーロッパの共通通貨であるユーロは使われておらず、通貨の単位はフォリントという単位です。
とまあこんな感じなのですが、正直ピンとこないんじゃないかなと思います。何故なら日本と馴染みが薄いですし、ハンガリー自体とっても地味な国で特に特徴もないヨーロッパの一部であるからです。そんなハンガリーに留学することを決めた理由を書いていきたいと思います。
⒈東欧、中欧の経済について興味があるから
まず1つめの理由は東欧、中欧の経済に興味があるからです。そもそも東欧、中欧って何?という感じの方もいるかもしれませんが、ハンガリーはヨーロッパ全体でみると東か中心ぐらいに位置します。同様にオーストリアとかチェコとかもそうです。
ここら辺一帯はEUの中でもあまり経済的に発展しておらず、かといって途上国のように貧しい国だけど急成長しているといったわけではない微妙なエリアです。日本は言うまでもなく先進国であり、前回行ったフィリピンは途上国です。ではハンガリーは?というといわゆる中進国というやつです 。そんな中進国の経済ってどうなの?という事を単純に知りたいなというのが一つめの理由です。決して大学で東欧経済を研究していたというわけではなく、ほぼ知識なしです。まあ知識がないから興味があるのですが。
⒉ヨーロッパの大学、特に中欧の大学の学費が安いから
これは別に大きな理由ではないのですが、ヨーロッパの大学の学費は本当に安いです。僕はまだ授業が完全に決まったわけではないのでいくら掛かるかという金額を提示する事が出来ないのですが、ハンガリーの場合文系の人は最も安くて1年間の学費が1500ユーロ。日本円で換算すると約20万円です。中には学費が無料な大学もあるくらいです。
と同時にハンガリーは生活費も安いです。フィリピンのセブも十分生活費が安い国ではありますが、それに匹敵するんじゃないかというレベルです。
また、ポーランドとかチェコとかも同様に生活費を安く抑える事ができるみたいです。
※参照
Cost of Living Comparison Between null, Japan And null, null
大抵ヨーロッパの大学に留学というと、お金かかるんじゃないか・・・とかいう人も多いと思いますが、イギリス、あとパリのような大都市でなければそこまで高くありません。カナダとかオーストラリアとかの方が全然学費も高いです。
ちなみにヨーロッパの大学には英語で開講しているプログラムが豊富で、英語留学をしている人も沢山います。僕が行くハンガリーの大学も英語で授業を受ける事ができ、僕もそのプログラムに参加する事になっています。
⒊普通の人とは違う経験が欲しいから
これが最大の理由です。まずフィリピンに行って一つ悟ったのは、「今必死に英語を勉強しているけど帰国子女とか英語を1年生の頃からコツコツ勉強してきて交換留学でアメリカの一流大学に行くような人には勝てないんだよなあ」という事です。まあ英語の勉強をしていない人よりはマシなのですが、どんなに英語を勉強しても前述した人たちには到底かないません。そこで考えたのが、「留学は留学でも人と違う経験をしたと胸を張って言えるような留学は面白いし、英語力以外の部分で勝てるのではないか」という事です。
東進予備校の今や超有名な林修先生のこんなエピソードがあります。
林先生は、ずっと数学が得意で、予備校の先生になると決めた時、数学の先生に最初なろうと思ったそうです。しかし実際に他の数学の先生をみるとその考えが変わったそうです。何故なら、他の人たちは東大理系卒で数学が化け物みたいに出来る天才ばかりだったからです。林先生は文系なので、到底数学力では勝てないと悟りました。しかし、国語の先生を見てみると、これといって目立つような先生もおらず、このフィールドなら勝てると思ったそうです。その後林先生は国語の予備校教師として名声を獲得しました。
僕の場合、もちろん英語力も上げたいのできちんと勉強するつもりですが、それだけではなく人と違う経験が欲しいと思っています。その時点で、普通にカナダやオーストラリアに行くという選択肢は消え去りました。
最もらしい理屈をグダグダ書きましたが、要は人と同じ事をするのがあまり好きではないひねくれた性格だという事です。人と違う事に重きを置き、また価値があると思い込んでいるのでこのような選択になりました。
⒋ヨーロッパの大学は学部留学するための英語の基準がそこまで高くないから
どの大学に留学するにせよ英語の点数(TOEFLやIELTS)の基準があると思います。アメリカやカナダの大学はそれらの基準が非常に高い傾向にあります。増してや交換留学や派遣留学となると他の超優秀な大学生と英語力で勝負し、その後面倒臭い面接なども突破しなければいけません。しかし、ヨーロッパの大学はその英語の基準は若干低めです。
調べたところによると、ノルウェーにあるUniversity of Nordlandという大学はTOEFL60点以上で留学できるそうです。TOEFL60点というのは、決して難しい点数ではないと思います。ちなみに、僕の場合TOEFLやIELTSの点数なしで留学が決まりました。じゃあどうやって決まったの?と思われるかもしれませんが、TOEICの点数と、フィリピンに留学していて英語の勉強をしているという証明、大学の成績提示で何とかなりました。何故このような事が可能だったのかわかりませんが、こういったルートが私費留学だとあります。
多分、カナダやアメリカの大学に留学したい!と思っていても多分英語力的に不可能だったかなという感じです。先ほど人と違う体験をしたいというのを理由の一つとして挙げましたがそれならカナダやアメリカで人と違う事すればいいじゃん!と思う方もいると思いますが、僕の英語力がそれを不可能にしました。
フィリピンのセブに留学していた時に出来た友達はその後のプランがカナダやオーストラリアの語学学校やワーホリが大半を占めていたのですが、語学学校やワーホリはあまり行きたくないなと思っていました。語学学校は英語しか勉強が出来ないというのが理由で、ワーホリは、海外でフリーターをやっているだけと思っていたのが理由です。大学に行けば専門的な分野について学べ、また大学の何らかの団体に属して活動したりなど学校外の活動なんかも出来ます。英語が得意なヨーロピアンが多く、授業が厳しい環境に身を置くことで肝心の語学力アップもきっちり臨めるかなと思いました。
以上がフィリピンのセブに留学後、ハンガリーの大学に英語留学する理由です。
ちなみに、大学名はブダペシュト・コルヴィヌス大学というブダペストのドナウ川沿いにある国立大学です。経済学が特に有名な大学なので、経済学部である僕にぴったりの大学です。
授業は9月からなのですが、授業や生活などもブログに今後書けたらと思っています。
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